2018/08/29 18:04
日曜日で一番人気のイヤリング。
これをつくった日は
当時勤めていた会社のことを
心とからだが拒否した日でした。
今から4ヶ月前、
会社に行こうと歯をみがき
着替えをと思ったときに、
何を着たらいいいとか
何時までに家を出る
というのがまったく考えられなくなり
その日は休むことにしました。
インフラのITエンジニアとして勤めて4年、
誰しも急に休みたくなることはあります。
これまでも同じように休むことは
あったのですが、この日はなんとなく、
今までと異なるものを感じました。
「もう会社に行けないかもしれないなあ」と。
(実際この1ヶ月後、体調を崩して退職します)
会社に休む連絡を入れたあとに感じたのは
「会社を休んだ」「行けなかった」「情けない」
という罪悪感と、その対岸の、
「休むなら好きなことをしよう」「毎日したい」
という開き直りのような欲望。
このイヤリングはそんな揺らぎの中で
生まれてきました。
「好きな色をたくさん使おう」
「黒が好きだからこれをメインにしよう」
「このラベンダーも好き、これも使う」
「寒色が好きだからこのまま寒色でまとめよう」
「シルバーならこの2色を邪魔しないかも」
「パールも好きだからたくさん使おう」
「ああかわいい、恋人にも見てもらおう」
「手を動かすのってこんなに楽しい」
「会社員ってもうできないかも」
「どうして毎日満員電車に揺られて
8時間パソコンの前に座るんだろう？」
「これは誰のための仕事なんだろう？」
「できて当然と思われている通信のために、
誰にも感謝されない仕事のために、
どうして頑張っているんだろう？」
「自分がやりたいことで働きたい」
このイヤリングができると同時に
会社へのいろいろな思いが切れてしまい
本格的に「日曜日」の活動も始まりました。
そんな転機のイヤリング、
名前は「夜風を感じたい日の」。
明日のことも考えず
出かけたいときに出かけて
誰に会うでもなくおしゃれする。
私が、そしてあなたが、
好きなときに
好きなことをするためのイヤリング。
ピアスでのおつくりも可能ですが、
重たいのでお耳の形によっては
下を向いてしまうこともございます。
イヤリングでのおつくりをおすすめします。
紗季
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「つけるたび、もっと私を好きになる」
とあるカップルの
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日曜日 nichiyoubi
紗季、大河
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